サッカープレー観察日記

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三笘薫選手の良い体勢でのドリブル サンジロワーズVSセルクルブルッヘ

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ベルギーリーグ第20節、サンジロワーズ対セルクルブルッヘの試合がありました。

 

サンジロワーズは、今季より川崎フロンターレから移籍した三笘薫選手が所属していて、現在ベルギーリーグで首位に立つチームです。

 

この試合サンジロワーズは、前半に2点先制されるも後半に3点返し、3対2と逆転勝利を収めましたが、三笘薫選手は、チームの1点目を取るとともに、この逆転勝利に大きく貢献していました。

 

前半は3-5-2の左ウイングバック、後半は4-4-2の左サイドバックと、

フロンターレ時代と違って、守備に費やす時間相手ゴールから離れた場所でプレーする時間も多い中ですが、積極的な攻め上がりやドリブルで、何度も攻撃でチャンスを作り出していました。

 

誰もが認める、三苫薫選手の代名詞とも言えるドリブルですが、

「速いスピード加速力」「ボールタッチの柔らかさ」「緩急の使い方」「タイミングの外し方」「間合いの取り方」「ボールの置き場所」など、

本当に素晴らしいものばかりですが、特に、「良い姿勢をとったドリブルの体勢」がとても素晴らしいところだなと思います。

 

三笘薫選手のドリブルは、前かがみにならない真っすぐした姿勢で、上半身も左右にブレることなく、変に力の入っていない体勢を保ち、体の重心を常に中心に保っています。

 

ドリブルしていると、どうしても左右に体の重心が偏ってしまい、体のバランスを崩したりして、動きが鈍くなったり遅くなったりしてしまうのですが、

三笘薫選手はそのコントロールが上手く、いつでもどちらでも動けるような体勢を常に保っています。

そうやって重心を常に中心に保つことで、一瞬相手より速く動けて相手の逆も取りやすくなるので、そこに持ち前のスピードと加速力を活かして、するりと相手を抜いていっています。

 

1対1の勝負では、攻撃側はいかに相手の体の重心やバランスを崩すかということが大事なので、自分がどの方向にも動ける状態にしておくことはとても大事なことです。

 

たまに自分よがりなフェイントを繰り返し、相手は動いてなくて自分だけが無駄に動いて、体のバランスを崩してしまいボール奪われてしまっている人などもいますが、

相手のバランスを崩すために自分のバランスも崩してしまったら良くないので、

常に良い体勢を保ちながらドリブルをしていくのはとても大事なことだと思います。

 

ドリブル勝負では、「ボールを扱う技術」もさることながら、「体を上手く動かす技術」が重要になってくると改めて感じました。

 

それに姿勢が良く体の体勢が良いと、ドリブルしながらも周りが見えやすくなります

三笘薫選手的確なドリブルコースを選択出来たり、ドリブルしながらでも決定的なパスを出せたりするのもこういったことが影響しているかもしれませんね。

 

とても魅力的でありサッカーの醍醐味の一つであるドリブル突破、高級スポーツカーのようにスルスルと相手を置き去りにするドリブルを、これからもどんどん見せてほしいと思います!

 

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