サッカープレー観察日記

選手のプレーの魅力が「読んで分かる」を目指した、サッカーファンのためのブログ

リヤド・マフレズ選手のクロスボールの合わせ方 マンチェスターCVSニューカッスル

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プレミアリーグ第18節、マンチェスターシティ対ニューカッスルの試合がありました。

 

マンチェスターシティは現在プレミアリーグ首位に立っており、名将グアルディオラ監督のもと、世界最高峰のサッカーを繰り広げています。

 

この試合4対0と、内容でも結果でも圧倒していて、素晴らしいゴールの連続でしたが、3点目のクロスボールを上手く合わせた、右ウイングのマフレズ選手のゴールがとても素晴らしかったです。

 

マフレズ選手と言えば、アルジェリア代表の選手で、元日本代表の岡崎慎司選手が所属していたレスターが、「世紀の番狂わせ」と言われたほどの奇跡を起こし、プレミアリーグ制覇した時のチームメイトで、優勝に大きく貢献した選手ですね。

 

得点シーンは、

左サイドで、左インサイドハーフのベルナルド・シウバ選手がボールを持っていて、

左サイドバックのジンチェンコ選手が上手く相手の裏でパスを受けフリーになって、

そのままペナルティエリアより少し外側らへんから、ふわっと柔らかく巻いて落とすようなクロスボールを送り、中で待っていたマフレズ選手がボレーで合わせた崩しでした。

 

ジンチェンコ選手のクロスボールの質も高かったですが、

マフレズ選手無駄な動きのないシンプルな準備が素晴らしかったです。

 

マフレズ選手は相手センターバックとサイドバックの間にポジションを取り、どちらにもマークをつかませない微妙な位置に立ちながら、オフサイドギリギリの良いタイミングで裏に抜け出しました。

 

そしてクロスボールが上がってきたら、ボールの方に体の向きを作って、インサイドキックで丁寧にボレーで合わせて得点を決めました。

 

ボレーシュートでは、当たり損ねたり枠を外してしまったりはよくあるミスですが、合わせる技術はもちろん必要ですが、事前の準備で、ある程度成功率は変わってくると思います。

プロの試合ではあまり見かけないかもしれませんが、空振りしてしまったり、大きくどっか飛んで行ってしまったりというシーンはよくありますね…。

 

このときのマフレズ選手は、ボールをミートさせやすいように体をボールのほぼ正面に向けていたこと、

そして確実に合わせられるインサイドキックを選び、

足を大振りせずにコンパクトに振りきっちり当てることに重点を置いたボレーをしたので、上手く得点につながったと思います。

 

良い動き出しから良いシュートと、まさにゴールまでの準備の質で得点が生まれたシーンだったと思います。

 

難しいことを簡単にやって見せてしまうのは、とてもプロフェッショナルなことだなと思いました。

 

このような素晴らしいプレーや強度の高いプレー、美しいゴールが当たり前のように繰り出されていて、やはり世界トップレベルであるヨーロッパのリーグはまた一段と違うなと感じました。

 

日本のサッカーが少しでもここに近づけることを願ってます!