サッカープレー観察日記

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脇坂泰斗選手の相手の逆を取るファーストタッチ 川崎フロンターレVSFC東京

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J1第1節、川崎フロンターレ対FC東京の試合がありました。

 

先週のスーパーカップを皮切りに、ついにJリーグが開幕しました!

 

終始拮抗した戦いだった開幕戦、引き分けのまま終わるかなと思っていましたが、

レアンドロダミアン選手のハイレベルなヘディングシュートで、1対0でしっかり初戦を勝ち切ることが出来ました。

 

昨季に引き続き、今季も頼れる選手になってくれる予感を示してくれましたね。

 

新加入のチャナティップ選手も良いフィット感を見せてくれていて、今後が楽しみです。

 

あと今季の新しい注目ポイントとして、

以前まで中村憲剛選手がつけていた14番をつけることになった脇坂泰斗選手

年々レベルアップした活躍を見せてくれていますが、

今季も新たな覚悟での活躍が楽しみです。

 

脇坂泰斗選手は、

トラップ、ドリブル、パス、シュートとボールを扱う技術がとても高く

セットプレーのキッカーなども任されている選手ですが、

なんといってもファーストタッチの上手さが他とは違うものを持っていると思います。

 

この試合でも見せていた、相手の逆を取るファーストタッチは、

思わず「上手っ」と口から出てしまうようなものがあります。

 

スピードで振り切って抜くのではなく、

相手の重心の逆をついてタイミングをはがし、相手がついてこれない状態を作ってワンタッチで相手をかわすことが出来ます。

 

例えば、

脇坂泰斗選手に味方から横パスが来て、

そこに相手選手が奪いに飛び込んできている場面では、

 

上手く間合いをとったり小さなフェイクを入れながら相手にボールを触らせずに、

相手の前方向にかかっている体の重心の逆をいくように相手の背後に上手くボールをワンタッチで運んで相手を抜いたり、

 

脇坂泰斗選手が味方からスローインを受けるために、少しボールに寄りながらパスを受けようとしていて、

そこに相手選手が後ろからプレスをかけてきている場面では、

 

足元に止めると見せかけながら、少し体を左に動かして相手をそっちに軽く引き付けながら

グッと逆方向にボールを止めて相手の重心の逆をとりタイミングを外して相手を置き去りにしました。

 

「相手との駆け引き」「トラップの技術」「自分の重心移動」などの上手さが詰まっていて、とても上手くて素晴らしいプレーだと思います。

 

ファーストタッチで相手をかわして抜くことが出来ると、

オセロで黒から白にひっくり返すように、一瞬で状況を変えてしまったりひっくり返せたり出来るので、とても有効なプレーだし、

相手からしても、一瞬で抜かれる怖さがあるとなかなか奪いに飛び込んでいけないので、その後のプレーに余裕を与えてくれることにもつながると思います。

 

一見目立ちにくいトラップというプレーですが、

ファーストタッチという、最初のワンタッチ目のプレーの一つと考えると、とても重要なプレーだと分かりますね。

 

川崎フロンターレの新14番として、これからの活躍を楽しみにしたいと思います!

 

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