サッカープレー観察日記

川崎フロンターレや日本代表を中心に、選手やチームのプレーの魅力をポジティブに書いているブログ

ガブリエル ジェズス選手のシュートチャンスを作りだす上手さ マンチェスターCVSウェストハム

 

プレミアリーグ(イングランド)第37節、マンチェスターシティ対ウェストハムの試合がありました。

 

シティが圧倒的にボールを保持しつつ攻撃を繰り出す試合展開でしたが、

ウェストハムに少ないチャンスをしっかり決められて前半を0対2で折り返し、

後半に2点返して、結果2対2の同点に終わりました。

 

リヴァプールとの優勝争いはおそらく次の最終節までもつれこみそうですね。

 

そんな世界トップレベルの選手が集まるチームの中、センターフォワードで出場したブラジル代表ガブリエル ジェズス選手は、

相手の脅威となるプレーを何度も見せてくれていました。

 

足元のテクニックや一瞬のスピードなどを活かした柔軟で柔らかいプレーを含め、オールラウンドに色んなことが高いレベルでこなせる選手ですが、

フォワードとして、シュートチャンスを作り出すのがとても上手いなと思います。

 

ボールを持っていない時は、

良い動き出しからの良いポジション取りで、相手との間合いを取ってパスを受けるのが上手くて、

相手ゴール付近でも相手に怖さを与えるように前向きでパスを受けることが出来ています。

 

ポストプレーなどでゴールを背にして受ける時ももちろんありますが、

一瞬グッとスピードを変えて動き出したり、周りの状況を把握して空いたスペースに立ったりと、

自分でシュートに持っていく形を作るためのパスの受け方がとても上手いなと思います。

 

そしてボールを持ってからも、上手く自分でシュートチャンスを作り出していて、

例えばこの試合であったプレーでは、

 

ジンチェンコ選手から横パスをペナルティエリア内で受けて、

相手がシュートを打たせまいと飛び込んできたところをダブルタッチでかわし、

その後また他の相手がシュートブロックにきたところをキックフェイントでかわし、

またその後もう一回シュートをはじかれて得点にはならなかったものの、

上手くボールを動かしてシュートチャンスを作り出していました。

 

他にも、

右サイドのハーフスペースの高い位置でディフェンスラインの裏に抜け出してパスを受け、

ペナルティエリアの角あたりの位置であと前にはキーパーだけでしたが、後ろから相手選手が猛スピードで戻ってきている状況で、

 

そのままもう一つ縦に運んで振り切ってシュートかなと思ったシーンでしたが

一度中に切り替えし相手を止めて、ドリブルで少し中に相手の重心を動かして

その後一気に縦にスピードアップしてシュートまで持っていきました。

 

そのシーンが終わって考えてみると、

おそらくそのまま縦にいくだけだったら相手にカットされていたのかなと思いましたが、

あえて一回中にボールを動かして相手を動かすことによって、最後にシュートまで持っていくために縦へのスペースを残しておいて、上手くシュートチャンスを作ったのかなと思うので、

あの短い一瞬の時間でとても素晴らしい組み立てのプレーだなと感じました。

 

狭い中でスペースや時間が少なくても、テクニックやスピードやアイデアを活かして、

ボールを動かしたり相手を動かしたり上手く間合いを取ったりして

シュートチャンスを作り出しているのはとても凄いプレーだなと思いました。

 

途中までは組織で崩せても、やっぱり最後の部分は個の能力が必要になってくることも多いので、

世界トップレベルのチームのフォワードとしてちゃんと兼ね備えているんだなと改めて感じました。

 

来月には日本代表の相手となる可能性のある選手なので、そこでどんなプレーが見れるのか、はたまたその相手に日本代表はどんな戦いが出来るのかとても楽しみです!