サッカープレー観察日記

川崎フロンターレ、マンチェスターシティ、日本代表を中心に、選手やチームのプレーの魅力をポジティブに書いているサッカーブログ

町野修斗選手の無駄の少ないタイミングの良い動き出し 日本代表VS香港代表

 

EAFF Eー1サッカー選手権、日本代表対香港代表の試合がありました。

 

海外組を除いたJリーグ勢で臨んだ日本代表ですが、

それでも相手との力の差を見せて、攻守で優位に試合を進めて良いリズムで得点も重ねていき、

相馬勇紀選手町野修斗選手西村拓真選手のそれぞれ2ゴールで6対0と内容でも結果でも圧倒して勝利することができました。

 

初招集選手も多数いて、狭き門ではあると思いますがここからW杯にどれだけの選手が残っていくのか楽しみです。

 

そんな中、この試合センターフォワードでフル出場した、湘南ベルマーレの町野修斗選手は、

良いプレーを見せて勝利に貢献するとともに、W杯メンバー生き残りのための良い爪痕を残したんじゃないかと思います。

 

町野修斗選手は、

22歳とまだ若く、上背の高さ足元の技術を活かしたポストプレーや、

動き出しの上手さシュート技術の高さを活かした得点力などが特徴で、

今季J1リーグで8得点を重ねている選手ですが、

 

その中でも特に、この試合でも何度も見せていた、

無駄の少ないタイミングの良い動き出しがとても素晴らしいなと思います。

 

ポストプレーをするときは、

あまり不必要に動きすぎることなく自然に相手との距離を取りながら、

受ける時にスッと一瞬スピードを上げてボールに寄り上手く受けたり、

 

ボールを持った味方が前を向いて出しどころを探している時は、

相手と相手の間のスペースに立って、相手に捕まらない位置にポジションを取って、

体の向きを出来るだけ相手ゴールに向けて良い状態を作りつつ、

 

その場で受けれるときは無駄に動かなかったり、空いたスペースや裏へのスペースがあるときはそこに走り出したりして、常に良い準備をしながらボールを受ける動きを行っています。

 

この試合で山根視来選手からのクロスボールをヘディングで決めたシーンでは、

相手ディフェンスの間にポジションをずっと取っていて、そのまま不必要に動かずに待って山根視来選手に合わせてもらい、上手くヘディングで合わせてゴールを決めました。

 

ヘディングシュートの上手さも光りましたが、良いポジションに動いてそこであえて待っていたのが得点につながったんじゃないかと思います。

 

あそこで無駄に動いていたら、相手が防ぎやすくなったり味方がパスを合わせにくくなっていたかもしれないので、とても素晴らしかったと思います。

 

そして町野修斗選手は、その動き出すタイミングがとても素晴らしくて、

味方がパスを出せるタイミングもしくは相手が自分を見失ったタイミング」を意識して動き出しているように感じます。

 

味方がボールをちゃんと置けて顔を上げて、パスを出せる準備が整ったタイミングで動き出したり、

相手の背後に回った後や相手の視野から自分が消えたタイミングで、グッとスピード上げて動き出したりと、

的確で効率の良いタイミングで動き出しをしています。

 

もし味方の準備が整っていないタイミングで動き出しても、パスは出てこないしマークを外した意味もなくなるし、

相手が自分を見ている時に動き出しても、すぐについてこられる可能性も高いし上手くマークを外せないので、

ボールをもらうために大切な動き出しのタイミングがとても素晴らしいなと思います。

 

ゴール前では特に、プレーする「時間」も「スペース」も少なく限られていて、

点を取るためにはどれだけ事前の準備をするかやその質が問われてくると思うので、

 

ボールを持った時のプレーはもちろんのこと、ボールを持っていないとき(オフザボール)の動き出しが上手いから、町野修斗選手は得点を重ねれているんじゃないかと思います。

 

日本代表のセンターフォワードは、まだ混戦の状態で誰が選ばれるかわからない状況だと思うし、この大会をきっかけにポジション争いに割って入ってくる可能性もあると思うので、今後の活躍も期待したいと思います!

 

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